引き寄せの法則入門 ロンダ・バーン 「ザ・シークレット」

この本は10年ほど前に流行り、「引き寄せの法則」という言葉が一般的に広まるきっかけとなった本だったと思う。

その流行りと同時に私も手にとって読んだ。


この本のポイントは「誰でも」「簡単に(楽して)」「欲しいものが手に入る」、その方法が書かれている。
(と、今こう書いてみると明らかに詐欺の常套句じゃないか)


引き寄せの法則は要約すると、「そうなりたい」と思う状態に「もうすでになっている」と思い込むことで何でも手に入れることができる、ということかな。

これに関しては今は否定も肯定もしない。本気で「間違いなくそうなるんだ」と思っていると実際そうなっていくものだと思う。(というか、そうなるように自ら行動していくのだと思う)


そのことを「秘密」として、わくわくするような「すばらしいこと」として紹介しているこの本を読んで、これが真実か! と自分も幸せになるための手法を手に入れた気がした。
あまりにも感激して前向きになれた気がしたのでネガティブな知り合いに渡して今私の手元にはない。


この本では、多くの成功者が「引き寄せの法則」の法則を実践してきたと紹介している。

また、その証明のため量子力学の話がちらっと出てきている。
私が量子力学に興味を持ち、わくわくしたのはこれがきっかけだったか。。。


しかし例えば「お金持ちになりたい」っていう願望があったとして、それを「私はすでに十分なお金を持っている」と思って振る舞うのはなかなか困難なものだ。

だって実際は全くお金持ちとは言えない家に住んで、豪華でもない食事をしているのだから。

そのギャップをどうやって埋めるか。
私の記憶では、この本にはそこまでは書いていなかった。
どちらかと言うとこの本は、「なんでも手に入るという夢の様な話」が中心となっていて、「引き寄せの法則ってこんなに素晴らしい」っていう紹介編のようだった気がする。(今手元にないんであいまいな記憶が頼りですが…)


なのでこの本だけで「引き寄せの法則」を手に入れられた人はそんなに多くないんじゃないかなぁ。

でもまぁ興味を持つきっかけを与えるには十分な本だったし、私にとっては「思考を変えること」を意識するきっかけの一つとなったのは間違いない。

ベースがドネガティブなもんですから

日々淡々と生きている

0コメント

  • 1000 / 1000